冬の季節に心配なのが、雪道や凍った道路などでの運転。そこで今回は、凍結路や雪道でのスリップを抑え、安定した走行をサポートするSUBARU独自のシステム「X-MODE」の効果的な使用方法についてご紹介します。

 

  • 凍結路、圧雪路でスタートするとき

凍結や圧雪によってアイスバーンになっている路面では、坂道だけでなく街中の交差点のような平坦な場所でも、スタート時にタイヤが空転して、車両が左右に振られてしまうことがあります。そのような場面では、X-MODEを「SNOW・DRITモード」にしてください。4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、タイヤの空転を抑え、安心して発進することができます。X-MODEの制御は車速が40km/h以内で作動します。また、凍結した下り坂ではX-MODEをONにすれば車速20km/h以下の範囲でヒルディセントコントロール機能が作動しブレーキ制御を行い、ゆっくりと坂を下りることができるので、ドライバーはステアリングに集中できます。

 

  • 深い雪道から脱出するとき

急な雪に見舞われたときなど、タイヤが埋まってしまって駐車場から除雪された道路まで出るのに難儀することがあります。このような場面ではX-MODEを「DEEP SNOW・MUDモード」で使用します。タイヤに十分なエンジントルクが伝わり、積もった雪をかき分けてクルマを前進させることができます。深い雪や砂地、泥濘路など、タイヤが埋まってしまうような場面で使っていただくために用意したモードです。

 

緊張する雪道や凍結路でもクルマの安全運転をサポートする「X-MODE」。気温が下がって凍結の心配があるときには“安全の保険”と思って、積極的に使ってみてください!